仕事で使えるLinux/UNIXコマンドを整理しました。
フィルター機能で必要なコマンドをすぐ引き出せるようにしてます。
仕事の効率化にご活用ください。
仕事で使えるLinux/Unixのコマンド一覧
コマンド | 内容 / 説明 | コマンド例 |
---|---|---|
find | 指定したディレクトリ以下にある*.logファイルの件数を出す。 | find ディレクトリパス -name 検索文字 | wc -l find /opt/tomcat7 -name https | wc -l |
find | 指定したディレクトリ配下にある12時間以内に更新されたファイルを抽出 | find ディレクトリパス -mtime -0.5 find ./ -mtime -0.5 |
find | 指定したディレクトリ以下にある2日以内更新された拡張子logのファイルの件数を抽出 ( | wc -l を外せばファイルのパスが表示される) | find [フォルダパス] -mtime -2 -name '*.log' | wc -l |
df | diskの空き容量を確認するためのコマンド | df -k |
df | diskの空き容量を見やすく表示される | df -h |
grep | ファイルの中から指定した文字列が登場する行を探して、表示する。 | grep "検索したい文字" ファイル名 |
grep | 「フォルダパス/」配下にあるファイルに「heisei」という文字列が含まれる行を抽出する。 | grep 'heisei' フォルダパス/* |
grep | aaa.logファイルに miyalog という文字列が含まれる行数を抽出する。 (「| wc -l」を消せば、詳細が確認可能。grepの検索結果が多くなりそうなときはwcコマンドを使い、件数を確認すると良い) | grep -i 'miyalog' aaa.log | wc -l |
grep | grepでヒットした行の前後n行も表示する。 | #該当する行の後の3行を表示する grep -A 3 -n hogehoge test.conf #該当する行の前の3行を表示する grep -B 3 -n kitaura smb.conf #上記の組み合わせ前後3行表示する。 grep -n -A 2 -B 2 -r "Firewall Policy" /home/miya/net/ |
zgrep | .gzで圧縮されたファイルをgrep検索する。 | zgrep "検索したい文字" access_log.2.gz |
gzip + grep | .gzで圧縮されたファイルをgrep検索する。 | gzip -c access_log.2.gz | grep "foo" # -c オプションは--stdoutで、解凍結果を標準出力にだします。 |
find + grep | サブディレクトリ内も含めたtxtファイルの中から”テスト”を含む行を表示する | find . -type f -name "*.txt" | xargs grep "テスト" |
mkdir | ディレクトリを作成する | mkdir folderTest |
cd | ディレクトリを移動する | cd 移動したいディレクトリのフルパス |
cd | 一つ上の階層に移動 | cd .. |
cd | 二つ上の階層に移動 | cd ../.. |
ls | ディレクトリ内のファイルを一覧で表示 | ls |
ls -l | ディレクトリ内のファイルを一覧で詳細に表示 | ls -l |
ls -a | ディレクトリ内の全てのファイルを一覧で表示する (lsコマンドでは隠しファイルが表示されない。-aオプションを使うと表示される) | ls -a |
ll | ディレクトリ内のファイルを一覧で詳細に表示 | ll |
vi | ファイルの編集 | vi ファイル名 |
vim | ファイルの編集 | vim ファイル名 |
vi | viコマンドで行数を表示 | viの編集モード中に以下コマンドを実行 :set number |
vi | viコマンドで行数を非表示 | :set nonumber. |
vi | vi編集中に置換をしたい | # viの編集モード中に以下コマンドを実行 :%s/変更前の文字/変更後の文字/g |
vi | vi編集中に指定の行に移動したい | :30 # これで30行目に移動 |
sed | ファイルを指定して、置換した結果を別ファイルで出力する。 | sed -e 's/変更前の文字/変更後の文字/g' ./miyalog.yaml > ./miyalog_after.yaml |
./ | プログラムを実行 | ./miyalog.sh |
zip | ディレクトリをzipファイルに圧縮する | zip -r test.zip ディレクトリのパス |
unzip | zipファイルを解凍する。 | unzip test.zip |
cp | ファイルのコピー | cp 対象ファイル コピー先 cp /home/test.zip /home/miya/ (これでhome/miya/test.zipが作られる) |
cp | ディレクトリのコピー | cp -r 対象ファイル コピー先 |
clear | ターミナル上の画面を綺麗にする。(立ち上げた時の状態) | clear |
touch | ファイルを作成 | touch ファイル名 |
rmdir | 空のフォルダを削除する | rmdir フォルダ名 |
pwd | 現在の位置を確認する | pwd |
cat | ファイルの内容を表示する | cat ファイル名 |
zcat | zipで圧縮されたテキストを表示する。 | zcat ファイル名 #末尾 50行だけ表示したい場合は以下のようにして表示 zip test.zip | tail -n 50 |
diff | ファイルの差分を表示する | diff ファイル名 ファイル名 |
chmod | ファイルの権限を変更する =-rwxrwxr-x | chmod 権限ファイル名 chmod 775 ファイル名 |
chown | ファイルの所有者を変更する。 | chown hogehoge ファイル名 ⇒ファイルの所有者がhogehogeになる。 |
Chown -R | 指定したディレクトリ配下のファイルの所有者を変更する | chown -R hoge ディレクトリ名 # ⇒指定したディレクトリ配下のファイルの所有者がhogeになる |
history | コマンドの履歴を表示する | history |
history + tail | 新しいコマンドの履歴をn行表示 | history | tail -n 30 |
history -c | コマンドの履歴を削除する | history -c |
ln | ファイルやフォルダにリンク(シンボリックリンク)を設定する | # ファイルのシンボリックリンクを作成する ln -s ファイル名 リンク名 # ディレクトリのシンボリックリンクを作成する ln -s ディレクトリ名 リンク名 |
man | コマンドのマニュアルを表示する | man コマンド |
apropos | manページの内容を検索する | apropos キーワード |
less | テキストファイルを閲覧する catよりlessで見たほうが良い。viと同じ要領で検索の可。 | less ファイル名 |
more | ファイルをページ単位で閲覧する? | more ファイル名 |
tabキー | フォルダやファイル名の予測変換 | |
Ctr + a | カーソルを先頭に | Ctr + a |
Ctr + e | カーソルを終端に | Ctr + e |
Ctr + b | カーソルを一文字戻す | Ctr + b |
Ctr + f | カーソルを一文字進める | Ctr + f |
Ctr + d | カーソル位置の文字を消す | Ctr + d |
Ctr + h | カーソル位置の左側の文字を消す | Ctr + h |
Ctr + w | カーソル位置の左側の単語を消す | Ctr + w |
Ctr + r | コマンド履歴の中で検索する | Ctr + r |
ps | 実行中のプロセスを表示 オプション a:自分以外のユーザーのプロセスも表示する u:ユーザー名と開始時刻を表示する x:制御端末のないプロセスの情報も表示する | ps aux |
ps | 実行中のプロセスの中から、指定のサービスがあるか確認 | ps aux | grep tomcat |
kill | プロセス(ジョブ)の強制終了 | kill PID kill 1234 |
host | ドメイン名からIPアドレスを調べる | host www.google.com |
date | 日時を取得を取得する | $date Tue Apr 9 11:29:34 JST 2019 |
ping | パケットをネットワーク上のホストに送る | ping google.jp |
uname | Kernelのバーションを調べる | $ uname -a |
rm | ファイル / ディレクトリの削除をする。 | rm ファイル名 rm -rf ディレクトリ名 |
tail | 指定したファイルを末尾から10行表示する。 | tail ファイル名 |
tail -n | 指定したファイルを末尾からn行表示する。 | tail -n 100 ファイル名 (これで、ファイルの後ろから100行を表示可能) |
tail -f | ログ監視などに利用。 指定したファイルの末尾から10桁を表示し、表示してからファイルに追記があると、追記分を順次表示していく。 | tail -f ファイル名 |
less +F | ログ監視などに利用。taile -fとできることは同じ。 lessコマンドの場合、「:q」 で監視を終了。 | less +F ファイル名 |
less | ファイルの中身を表示(viコマンドの読み取り専用版みたいなもの) | less ファイル名 |
head | 指定したファイルを先頭から10行表示する。 | head ファイル名 |
head -n | 指定したファイルを先頭からn行表示する。 | head -n 100 ファイル名 |
wget | ファイルのダンロード | wget URL |
curl | ファイルのダンロード | curl URL |
systemctl | CentOSやRedhatの7系からサービス管理に使用するコマンド | # 起動状態確認 systemctl status サービス名 # 起動 systemctl start サービス名 # 停止 systemctl stop サービス名 # サービスリロード systemctl reload サービス名 # 自動起動設定状態確認 systemctl is-enabled サービス名 # 自動起動設定 systemctl enable サービス名 # 自動起動設定解除 systemctl disable サービス名 |
ssh | ssh [オプション] ホスト名 [コマンド] | ssh example.com |
echo | 文字を表示 echo [文字列] | echo "HELLO WORLD" |
file | ファイルの形式を確認する file (file名) 例:$ file test_aaa.txt test_aaa.txt: ASCII text, with CRLF line terminators | file ファイル名 |