OracleDB：SQLのプロセスをKILL（コマンドを生成するSQLを紹介）

OracleDBをロックしているSQLのプロセスをKILL（コマンドをSQLで生成）

2020年1月27日

miya

この記事ではOracleDBがロックされた場合の解除手順と、解除対象が多い場合に解除コマンドを生成するSQLを紹介します。

1 DBをロックしているセッションを確認
2 ロックを解除するコマンド
3 ロックを解除するコマンドを生成するSQL

DBをロックしているセッションを確認

Oracleのデータベースをロックされていた場合、セッションを特定するには以下のSQLで確認をします。

SELECT SID, SERIAL#, MACHINE, STATUS, PROGRAM 
FROM V$SESSION 
WHERE USERNAME = 'ユーザ名を指定';

SELECT SID, SERIAL#, MACHINE, STATUS, PROGRAM

FROM V$SESSION

WHERE USERNAME = 'ユーザ名を指定';

ロックを解除するコマンド

セッションを確認できたら、不要なものを以下のコマンドでkillすることで、ロックを強制的に解除できます。

ALTER SYSTEM KILL SESSION 'SERIAL#の値';
複数選択する場合は
ALTER SYSTEM KILL SESSION 'SERIAL#の値','SERIAL#の値';

ALTER SYSTEM KILL SESSION 'SERIAL#の値';

複数選択する場合は

ALTER SYSTEM KILL SESSION 'SERIAL#の値','SERIAL#の値';

ロックを解除するコマンドを生成するSQL

この時、killしたいセッションが大量にあると、面倒です。

そういう時は、以下のコマンドを実行することで、ALTER SYSTEM KILL SESSIONコマンドを作成できます。

select 'alter system kill session '''||s.sid||','||s.serial#||''' ;'
from v$session s, v$locked_object l, dba_objects o
where s.sid = l.session_id and l.object_id = o.object_id;

select 'alter system kill session '''||s.sid||','||s.serial#||''' ;'

from v$session s, v$locked_object l, dba_objects o

where s.sid = l.session_id and l.object_id = o.object_id;

セッションをkillする場合は十分に気を付けましょう。

V$SESSIONについては以下リファレンスが有効です。

[blogcard url="https://docs.oracle.com/cd/E16338_01/server.112/b56311/dynviews_3016.htm"]