こんにちは。みやふじです。
客先常駐の作業がメインの会社は、資格取得についてうるさいかと思います。
なぜ資格にうるさい?
客先常駐の場合は、現場に配属させるメンバーの経歴書(スキルシート)をお客様に見せる場合がほとんどです。資格を所持していると見栄えがよく、営業もお客様に説明する時の武器になるからです
私も若いころに、ベンダー資格をいくつか合格しました。その中でも、比較的簡単に合格できた「ORACLE MASTER Bronze 11g」について、勉強方法を共有したいと思います。
ORACLE MASTER Bronze 11gとは
オラクル社が運営する「Oracle Database」の認定資格です。データベースの管理・運用、SQLに関する問題が出題されます。
[blogcard url="https://education.oracle.com/ja/oracle-master-bronze-oracle-database-11g-available-only-in-japan/trackp_285"]また、面倒なのが「ORACLE MASTER Bronze」に合格するには2つの試験を合格する必要があります。
step
1以下のいずれかの試験に合格
- Bronze SQL基礎I[Bronze SQLI] (1Z0-017-JPN) 試験 - オンライン試験対象 または
- 11g SQL基礎I[11g SQLI] (1Z0-051-JPN) 試験 - オンライン試験対象 または
- 12c SQL基礎[12c SQL] (1Z0-061-JPN) 試験 - オンライン試験対象
step
2以下の試験に合格
- Bronze DBA11g (1Z0-018-JPN) 試験
ソース:Oracle MASTER Bronze Oracle Database 11g (Available only in Japan)
とりあえず合格するための勉強方法
ちなみに、私は2つの試験を両方とも無料で合格しました。
「上司から期限が切れるからあげる。受けてきな」と言われ、半年に1枚受講チケットを頂いていました。
ベンダー試験は1回の受験料が22,260円掛かります。私の会社は受験料の半分を会社が負担してくれてましたが、それでも1万は負担することになります。
少ない期間で2つとも、勉強期間1週間ちょっとの付け焼刃で合格しました。ただし、SQLは業務で利用していたので、前提知識はある程度ある状態です。
試験の勉強方法
ひたすら、白本の模擬試験だけを解く。
通常は技術に関する説明を読み解いてから、模擬試験を解くのが正しい道筋です。ただ、とりあえず試験に合格することが目的の場合は模擬試験を何回も解いて、脳を試験脳にすることが大事です。
問題を解くときも、適当に解くのではなく、理解した問題と理解が曖昧な問題を分類わけする必要があります。
これを、通勤時間、食事中、寝る前に繰り返すことで合格はできます。少なくとも点数は跳ね上がります。
試験に受ける直前の注意点
以下の4点は最低でも徹底しましょう。
ベンダー試験は受験料が高いですが、気軽に受けることができます。あまり気負わず、落ちても見直ししてまた受けてやる!くらいの気持ちでいきましょう。
試験当日について
私はギリギリの時間に試験会場に行くのが苦手(家に居ても落ち着かない)ため、ベンダー試験の直前は喫茶店かコンビニのイートコーナーでリラックスをしています。
試験時間の1時間前には喫茶店で珈琲を飲みながら、メモした問題の最終確認をするようにしています。試験中の集中力を高めるために、食べ物は控えます。
最後に
資格は業務にはあまり役に立つことは少ないですが、転職活動や客先への売り込み時に武器となります。
時間のある若いうちに合格することをオススメします。
資格を早い段階で取得するメリット
- 査定・賞与に影響する
- 会社の都合で転職を余儀なくされたときの武器となる
- 客先に提出する技術管理表の見栄えが良くなる
仮に資格を取得したことにより、同期よりも基本給が2500円多めに増えたとしましょう。同期と基本給だけで年間3万の差ができます。また、賞与にも影響する場合、差はもっと広がります。
査定にも影響するため、サラリーマンにはメリットが大きいですよ。フリーランスの場合は、逆にポートフォリオ的な武器を作ることをオススメします。
また、IT業界にはほかにもたくさんの資格があります。いかに纏めています。
[blogcard url="https://miyalog.info/technology/616/"]