基本情報技術者試験の予想問題を解析しました。
基本情報技術者試験の 令和元年 秋 の試験が迫ってます。ここでは、令和元年 秋の試験に限らず過去の統計からよく出題される問題を分析・纏めています。
目次
基本情報技術者試験の定番問題
基本情報技術者試験は6割取れば合格できる資格です。
勉強方法次第では短い時間で合格することも可能です。
試験の主旨はIT技術者として基本的な知識を問うものです。そのため、これは知っておいて欲しい基本知識を押さえておけば合格率は上がります。
過去の統計からよく出題されるカテゴリを予想しました。
これから紹介する6個のカテゴリは理解していないと合格は難しいと思います。頑張って勉強しましょう!
基数変換 / 論理演算
基数変換(10進数 ⇒ 2進数) や 論理演算(ビットのシフト)はIT分野における基礎中の基礎になります。
10進数を2進数に変換したり、ビットを用いた論理演算(AND / OR / XOR)は
高確率で試験に出題されます。仕組みを理解すれば簡単な問題です。
まずは問題を解き、解説をよく読んでみてください。以下に数問だけ用意しました。
予想問題1.基数変換 / 論理演算
10進数の演算式7÷32の結果を2進数で表したものはどれか。
ア 0.001011
イ 0.001101
ウ 0.00111
エ 0.0111
予想問題2.基数変換 / 論理演算
8ビットのビット列の下位4ビットが変化しない操作はどれか。
ア 16進表記 0F のビット列との排他的論理和をとる。
イ 16進表記 0F のビット列との否定論理積をとる。
ウ 16進表記 0F のビット列との論理積をとる。
エ 16進表記 0F のビット列との論理和をとる。
論理回路
基本情報ではほぼ確実に出題されます。論理演算を図にした問題です。
論理回路か論理演算どちらかはほぼ確実に出題されます。論理演算が理解できていれば、論理回路は問題なく解けるはずです。
予想問題3.論理回路
図に示すディジタル回路と等価な論理式はどれか。ここで,論理式中の"・"は論理積,"+"は論理和,XはXの否定を表す。
ア X=A・B+A・B
イ X=A・B+A・B
ウ X=A・B+A・B
エ X=(A+B)・(A+B)
状態遷移
日本語が理解できれば解ける問題です。文章を読んで理解できるかが問われる問題といっても過言ではありません。
過去問にもかなりの確率で出題されています。
予想問題4.状態遷移
次の表は,文字列を検査するための状態遷移表である。検査では,初期状態をaとし,文字列の検査中に状態がeになれば不合格とする。
解答群で示される文字列のうち,不合格となるものはどれか。ここで,文字列は左端から検査し,解答群中の△は空白を表す。
ア +0010
イ -1
ウ 12.2
エ 9.△
逆ポーランド記法
これはサービス問題でもあります。過去問題で登場回数が最多と噂されています。
内容も簡単です。仕組みだけ理解しておけば余裕で解けます。
予想問題5.逆ポーランド記法
A=1,B=3,C=5,D=4,E=2 のとき,逆ポーランド表記法で表現された式 AB+CDE/-* の演算結果はどれか。
ア -12
イ 2
ウ 12
エ 14
データ構造
基本情報では午前 / 午後 高確率でリピートされています。
木構造(ヒープ)/ スタック / キュー / ハッシュと様々なデータ構造(考え方)があります。
画像があったほうが分かりやすいため、こちらの問題は基本情報技術者ドットコム様のリンクを貼っておきます。
スタック / キューの問題
https://www.fe-siken.com/bunya.php?m=2&s=1&no=3
https://www.fe-siken.com/bunya.php?m=2&s=1&no=12
https://www.fe-siken.com/kakomon/26_haru/q7.html
木構造の問題
https://www.fe-siken.com/bunya.php?m=2&s=1&no=24
https://www.fe-siken.com/bunya.php?m=2&s=1&no=8
ハッシュ法の問題
https://www.fe-siken.com/kakomon/25_haru/q7.html
データ構造の問題
https://www.fe-siken.com/kakomon/24_haru/q6.html
プログラム構造
過去問題を解いたことが有る方であれば
再帰的(リカーシブ)
再使用可能(リユーザブル)
再入可能(リエントラント)
再配置可能(リロケータブル)
という言葉を聞いたことが有ると思います。こちらも姿、形を変えて頻繁に出題される問題です。
こちらの問題も基本情報技術者ドットコム様のリンクで問題を紹介させていただきます。
プログラム構造に関する問題
https://www.fe-siken.com/kakomon/22_haru/q8.html
https://www.fe-siken.com/bunya.php?m=2&s=3&no=16
基本情報技術者試験 基礎・予想問題のまとめ
今回は基本情報技術者試験に合格するためのポイントの一つである
よく出題される問題(範囲)について紹介させていただきました。
基本情報は試験範囲が広いため、挫折する人も多いです。
実際は全体の6割が解ければ合格できる試験のため、範囲を絞って効率よく勉強すれば
合格は誰でもできます。
基本情報技術者試験はIT技術者として基本となる知識が備わっているかを問う試験です。
つまりマイナーな問題は後回しにして、よく出題される基本的な問題から抑えるようにしましょう。
みなさん、合格できるように頑張ってください!
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